こんにちは。
P-Yoshi（ぴーよし）です。
このブログでは、わが家が実際に行った、
バンコクでの不妊治療の実体験をブログ
します。
バンコクで不妊治療をして感じたことは、
バンコクで不妊治療をしている日本人が
意外に多いということです。
また今では海外で不妊治療をしている日本
人も増えているということです。
バンコク、または海外での不妊治療を考えら
れている方も多いと思います。
わが家のバンコクでの不妊治療の実体験の
記事が、みなさまのお役に立てればと思い
ます。
わが家では、バンコク中心にあるバム
ルンラード病院で体外受精治療をし、
を授かることができました。
◆不妊治療を検討した病院のブログはこちらから
バンコクでの不妊治療を
考えた経緯
✓もともと結婚した年齢が夫婦とも
に30代後半で、第2子の不妊治療
を考えていた時に妻の年齢は40歳
だった。
✓海外生活中にコロナ禍があり、
家族が日本への一時帰国をし、
計画通りに妊活ができない時期
が長くあった。
✓年齢的なことから、確実で安全
な妊娠、出産をしたかった
夫婦の年齢
第1子は、妻が37歳の時に日本で出産をしま
した。
結婚後、妊活約1年での自然妊娠でしたので、
とても順調な妊活でした。
2人目も望んでいましたが、バンコクへの海外
転勤や、海外での生活がやっと落ち着いてきた
ころにコロナ禍となり、家族が日本に一時退避
するなど、生活が別々になり妊活ができない
期間が長くありました。
そうこうしているうちに、妻の年齢という問題
もあり、それまでに3回挑戦した、人工授精は
ダメでしたので、体外受精に踏み切りました。
妻が42歳の時に、バムルンラード病院で体外
受精治療を始めました。
バムルンラード病院を選んだ理由
体外受精を考えた病院は３つありました。
・バムルンラード病院
・サミティベート病院
・バンコクIVFセンター
ラップラオ
体外受精治療をバムルンラード病院にした
理由は、ブログ情報で、
不妊治療で有名なナハタイ先生
（女医）
がいると知ったことがきっかけでした。
体外受精治療も、早ければ早いほどいいと
聞いていたので、そのナハタイ先生を受診
予約をして、さっそく病院に。
はじめてナハタイ先生に診察をしてもらった
ときは、人工授精の治療の際の診断書などを
提出し、うまくいかなかったことを説明。
この、初めてナハタイ先生に診察したもら
ったときに、人工授精の際の診断書などを
確認したもらい、「大丈夫ですよ。体外受精
であれば、すぐに妊娠できますよ。」と、ナハ
タイ先生が、はっきりと言ってくれたことで
した。
この、初めて、ナハタイ先生に診察をしたも
らった日に、バムルンでナハタイ先生に体外
受精治療をすることを決めました。
翌月から早速、体外授精の治療を開始しました。
すこし悩んでいたのは、人工受精は行って
いた、バンコクIVFセンターラップラオで
体外受精の治療をしたほうがいいのかと
考えましたが、わが家では、すこし難しい
なと思うことがありました。
その理由は、これです。↓
✓体外授精の治療では、採卵治療日
の2週間前から毎日注射が必要で、
自分で注射することもできますが、
妻は自分で注射する自信がなかっ
たので、2週間毎日の通院が必要で
した。
ラップラオはバンコク中心地から
でもタクシーで30分以上かかるの
で、それを2週間毎日はちょっと
無理かな、と考えました。
✓治療中に万が一のことがあった
場合、総合病院のほうが安心だろ
うと考えました。
バムルンラード病院にした決め手は、
ナハタイ先生です。
◆バンコクの不妊治療の病院紹介のブログです。
治療の期間
・2021年5月
ナハタイ先生への相談
・2021年6月
血液検査などの検査
・2021年8月
1回目の採卵手術
・2021年12月
2回目の採卵手術
・2022年1月
3回目の採卵手術
・2022年3月
移植手術
・2022年4月
妊娠確認
採卵手術は、3回行いました。
全部で、卵子を8個を採卵することができま
した。
その後、体外授精で正常胚として成長して
くれたのは1つだけ。
その一つを移植手術し、手術10日後に着床の
確認ができました。
また、わが家では、受精卵の染色体検査をしま
した。
体外授精で受精卵となっていたのは3つあり
ましたが、染色体検査の結果、正常胚が1つ
だけと診断され、その一つを再移植し、着床
してくれました。
染色体検査について
思うこと
染色体検査は、道徳的な問題も
あり、夫婦で、毎晩話しました。
悩みました。
最終的には、安全な妊娠と、
安全な出産を第一と考えて染色
体検査することを決断しました。
正直なところ、不妊治療の治療
代も相当高額なうえに、染色体
検査はさらに高額です。
検査費がとても高額であること
も悩みの一つでした。
治療の詳細
採卵手術の進め方は、以下の通りです。
✓ 採卵手術2週間前から毎日
注射。
✓ 採卵手術前日は、手術時間
から逆算した時間に最後の
注射。
妻の場合、午前10時の採卵
手術だったので、前日の夜
の22時に注射。
✓ 手術当日（手術が10時の場
合）は、妻は7時に病院。
ワタシは8時に病院に行き、
精液採取と検査。
✓ 10時に採卵手術を開始し、
手術室からから戻ってきた
のが12時ころ。
病室で麻酔が切れるまで
安静にしておいて、14時
ころに終了。
（妻は、採卵手術後は
とても体調が悪く、1日
中寝ている状態でした）
移植手術は以下の通りです。
✓ 再移植当日、妻は7時に
病院に。
ワタシは9時ころに病院に。
✓ 手術自体は長時間出ない
ものの、全身麻酔をして
いるので、妻が手術室から
戻ってきたのは3時間後の
1時ころ。
全身麻酔の影響もあり、
当日は体調が悪く、ずっと
腹痛がある状態。
✓ 翌日には腹痛は少しとれ
ていた。
✓ 再移植10日後に着床確認。
（ちゃんと着床してくれて
いました）
まとめ
バンコクのバムルンラード病院で、不妊治療
をしたまとめです。
① そもそも海外での不妊治療
そのものがとても不安だった。
② 病院選びの基準がなく、不安
だった。
しかし、バムルンのナハタイ
先生はとても丁寧・親切に、
いつも対応してくれた。
最初の受診の際に「あなたたち
なら大丈夫よ！妊娠できま
すよ！」と言ってもらえて自信
が持てた。
③ 採卵手術のたびに、2週間前
から毎日注射を打ち、採卵
手術前日は夜に妻が一人で
病院に注射を打ちに行って
いたのは、本当に頭が下が
る思い。
④ 採卵手術は全身麻酔となり、
手術後も腹痛があり、とて
も大変。その日は寝込んで
いました。
⑤ 再移植手術は、とにかく緊張。
妻の体の負担はとても大きく、
手術後の腹痛が、とても大変
だった。
⑥ 染色体検査は、道徳的な観点
もあり、かなり悩みました。
⑦ 再移植から着床確認までの
10日間は、毎日とても緊張
していました。
バンコクでの不妊治療を今になって振り返っ
てみますと、治療をしている期間は、コロナ
禍ということも重なり（コロナで気持ちが
めいっていて）、とにかく大変でした。
特に、妻の負担はとても大きく、精神的にも、
体力的にも、よくがんばってくれたと思います。
とにかく、頭が下がる思いです。
◆不妊治療の費用は高額です。
不妊治療を検討する際に、ネックとなるのが
不妊治療にかかる高額な医療費です。
2022年4月からは、日本の保険に入っていれば
海外の不妊治療も補填対象になるケースがある
と聞きますが、わが家の不妊治療は2022年3月
に終わっていましたので、すべて自己負担で
した。
正直、人工授精と、体外受精の、不妊治療の
医療費負担も大変でした。
また、わが家では染色体検査もしていて、
これも、とても高額でした。
医療費に関しては、不妊治療を検討している
段階で、それぞれの病院の医療費を詳細に
調べておいたほうがいいです。
◆どこの病院も、プロモーション（値引き）が
あるみたいです。
また、よくあるのがプロモーションとしての
値引きです。
「今月はプロモーションだから」とか、「今月
中に払ってくれれば、〇〇％ディスカウント
ですよ」とか、こういったのがよくあります。
わが家が体外受精の治療を受けたバムルン
でも、このプロモーション（値引き）はあり
ました。
正直、本当に、これがプロモーションの
値引きなのか、実はそれが定価で「プロ
モーション！」といって、こちらをその気
にさせたいのか・・・、疑ってしまいます。
最後に、
バムルンのナハタイ先生には
本当に感謝です。
名医とよばれているそうですが、
本当にそうでした。
この記事はみなさまのお役にたてましたで
しょうか？
これからも実体験をベースとしたブログを
書いていきます。
おわり。
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