海外転職の実体験をリアルにお伝えします【海外転職・バンコク】

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転職活動
この記事は約6分で読めます。

こんにちは。
P-Yoshi(ぴーよし)です。

次の疑問にお答えします。
「海外の転職活動って、実際どうなの?」

ワタシは、43歳の時に日本の会社のサラリーマン駐在員として赴任していたバンコクに
そのまま残りたいと思い、転職活動をスタートしました。
転職活動の結果としては、駐在員として勤務していた会社の現地採用として雇用して
もらいましたが、転職活動の実体験をブログします。

はじめに

この記事を書く目的を最初にお伝えしておきたいと思います。

海外転職にはメリット・デメリットがあります。
しかし、海外で働きたいというモチベーションがある人、日本では満足できないという
スキルを持っている人にとって、海外転職という選択肢が広がると考えたからです。
私自身、実際に海外転職をして、メリット・デメリットの両方を感じています。

なぜ? 海外で転職活動?

ワタシの実体験です。

任期5年でのタイ赴任でしたが、3年目あたりから帰任先がどこになるのかを日本側の
上司と会話していましたが、帰任先となる会社・部署の仕事が、赴任前の5年前の
仕事とほぼ同じであり、自分自身のスキルアップにつながらないことが明らかでした。

またもう一つの理由として、こどもがバンコクのインターナショナルスクールに通っていて、
その教育環境をもう何年か続けてあげたかった事です。

海外での転職活動に至るまで

1年半考えましたが、自分のスキルアップを考えた時に、5年で日本に帰任するよりも、
タイに残って、転職して、もう少しタイで頑張ったほうが、自分が成長できると思いました。
将来を考えると、タイで仕事を続けるほうがいいという結論になりました。


小さい子供が2人いる4人家族でバンコクに残ることが良いのか?これが最大の悩み。

1.帰任後の所属部署となる直属の上司には辞意を伝える1年ほど前から、
転職意向であることを伝えていた。(長年勤めた会社に不義理はしたくなかった)
2.退職半年前に正式に辞意申し入れ。
3.退職(=転職)半年前に、転職エージェントに登録し、エージェント担当者との
面談開始
4.転職エージェント担当者と面談後、求人情報を頂けるようになった

転職活動のリアル

結果的に、ワタシは駐在員として働いていた会社に現地採用社員として雇用して頂きましたが、
転職活動は約半年行いました。

『転職活動は気長にやるように』とよく言われますが、これは本当です。
実感しました。

条件を下げてまで転職するのは厳しかったので、“気長に”活動をしました。

・求人情報の数はそれになりにあった
・医療費や、子女教育補助含めた条件は当初思っていたより低かった
・2~3年日本の本社や工場に勤めてもらいたいという条件が多かった
 (ワタシの場合、子供をインターナショナルスクールに通わせ続けることが
条件だったので、ビザの問題から、これは無理だった)
・部長クラスでの求人が多く、タイ現地法人社長での求人もあった。
 (多くあったのが、現在の現地法人社長の赴任が長くなっていて、早く帰任させたいが、
  日本に後任者となり得る人材がないので、中途採用をしている)

ワタシの場合は、5年任期終了の時点で退職することとなっていたので、ここをデッドラインに
次の仕事を決めておく必要があった。
(最大ネックは就労ビザと妻子の家族ビザを確保すること)

転職活動を始めたころに思っていたよりも求人条件面が厳しく、結果的に駐在員として
勤めていた会社の現地採用社員として雇用して頂きましたが、『気長に』転職活動を
続けていれば、条件面がマッチする求人情報もあったと思います。

求人情報で大事な部分

・日本側の雇用で、タイには駐在員として派遣されるのか?現地採用契約か?
・給与はどこまでを含んでいるのか?
・家賃補助
・家族をふくむ医療費補助
・子女教育費の補助
・社用車支給の有無と、利用範囲(休日使用や、家族の使用)
・年間休日
・日本への休暇一時帰国の際の旅費支給の有無
・平時、及び休日の接待対応がどれほど求められる仕事(職場)なのか

この辺りは、求人情報を頂いたタイミングで転職エージェント担当者経由で、最低限、
クリアにしておくべき点です。

また、ワタシはこどもが小さいのでそのままバンコクに残ることも条件でしたが、
周辺国のマレーシアやベトナムまでを視野に入れますと、求人情報は多くなります。
(実感しました・・)

転職活動をしていた時のワタシの強み

転職活動を行う際に、しっかりと自己分析をしましたが、転職活動時点のワタシの強みは
以下の点だったと思います。

・海外駐在を2回経験している(中国とタイ)
・本業は営業で、外国人相手の営業経験もある
・海外での工場管理、会社マネジメントの経験がある
・予算作成と、実績管理ができる(貸借対照表と損益計算書の分析ができる)
・英語はうまくはないが、できないことはない(英語でのメールは可能)
・40代前半だった

どの転職エージェントの担当者にも言われたことは、タイで働く場合、タイ語ができることは
必須条件ではなく、「できれば良し」という程度。
英語ができれば問題ない、とのことでした。(英語スキルは必ず質問を受けました)

登録した転職エージェント

バンコクに日系人材紹介会社の管理職をされていた友人がいたので、どの転職エージェントが
いいかのアドバイスを頂きました。

・リクルート
・JACリクルートメント
・ミドルの転職

リクルートは業界大手。
JACリクルートメントは海外転職の求人数が圧倒的に多い。
ミドルの転職は、転職情報を広く集めるのに最適。

実際にそうでした。
特にJACリクルートメントは、担当者がとても丁寧で、いつも親身になって相談に
乗ってくれるという印象を持っています。


転職エージェントの担当者とよく相談をした点は以下でした

・求人が多くなる時期はいつ頃か?
・職務経歴書の書き方(PRポイントの強調の仕方)
・自分のキャリアと求人条件のバランス
・求人をもっと多く紹介してもらいたい

担当者から必ずアドバイスをされることは、
「転職活動はタイミング次第なので、気長に活動をしましょう」でした。
実際そうでした。

まとめ

ワタシの場合は、駐在をしていた会社の現地採用社員として雇用したていただくことが
できました。
これは運であり、とてもありがたいオファーでした。一方で、5年任期で帰任することが
決まっており、それまでに次の仕事を決めてしまわないことには、ワタシの就労ビザと
妻子の家族ビザが取れず、タイに残ることができませんの、それへの焦りはありました。

『転職活動は気長に』は本当です。
転職を考えているのであれば、すぐに転職エージェントに登録をして、転職エージェントの
担当者と面談をし、職務経歴書をしっかりと作りこんで、求人情報を紹介してもらい、
自分のキャリアと希望で、どういった求人があるかの情報収集をすることをおすすめします。


ポイントまとめ

転職活動を考えたらすぐに行うこと

・転職エージェントへの登録
・転職エージェント担当者との面談を早期に行う
・職務経歴書の作りこみ(転職エージェントに何度もチェックしてもらう)
・求人情報を多く紹介してもらい、どういった仕事が、どういった条件で
あるのかを研究する
・転職発動は“気長に”行う気持ちを持つ

日本にいて海外への転職を考えている、海外にいる状態で転職を考えられている方は
とても多いと思いますし、ワタシの実感としては、海外で働くほうが、同じ時間を日本で
働くことと比較をして、語学を含めたスキルは圧倒的に高くなります。

このブログを見て頂けた方には、“気長に”かまえて、転職活動をされ、希望通りの
転職になることを祈っています。

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みんさまのお役にたてたでしょうか?
これからも、実体験ベースのお役にたてるブログをアップしていこうと思います。


おわり。

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