バンコク・インターナショナルスクールの学費を教えます!

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インターナショナルスクール
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こんにちは。
ぴーよし(P-Yoshi)です。

この記事では、バンコクのインターナショナルスクールの学費を、ズバリ教えます。


バンコクには(周辺あわせて)100校以上のインター校があると言われています。日本人に人気のインター校も20校ぐらいあります。

しかし、インター校を選ぶときの悩みは、学費が高いこと。日本人学校と比べても倍以上します。インター校の学費と、実は学費に含まれていない費用を、ワタシのこどもが通っているインター校の学費を参考としてご紹介します。





学年ごとの学費紹介


まずは、インター校の学費を説明します。

ワタシの子供が通っているインター校の学費を、ズバリ紹介します。

このインター校は、バンコク中心地にあり、バンコクで日本人が多く通うインター校のなかでは「学費が安いほう」と言われています。それでも学費はこれぐらいかかってしまいます。

(情報管理のために学校名は非公表とさせて下さい。)

学年Term1Term2Term3学費合計(1年間)
8月~12月1月~4月4月~6月タイバーツ日本円
Year 1189,800148,20080,900418,9001,675,600
Year 2196,500153,40083,800433,4001,723,800
Year 3204,600159,70087,200451,5001,806,000
Year 4204,600159,70087,200451,5001,806,000
Year 5209,800163,80089,500463,1001,852,400
Year 6209,800163,80089,500463,1001,852,400
Year 7214,600167,50091,500473,6001,894,400
Year 8214,600167,50091,500473,6001,894,400
Year 9218,400170,50093,100482,0001,928,000
Year 10218,400170,50093,100482,0001,928,000
Year 11223,600174,50095,400493,5001,974,000
Year 12223,600174,50095,400493,5001,974,000



日本円の換算は、分かりやすくするためにタイバーツ/日本円のレートを4.0で計算しています。

この学費は2024(8月)~2025年(6月)の1年間の学費です。インター校の学費は、年々、少しづつ高くなってきている印象です。(2024年の学費は、2023年の学費から5%値上げされていました。。。)



◆バンコクのインターナショナルスクールに関するブログはこちら↓




インターナショナルスクールの学費


インターナショナルスクールの学費は、高いです。

ワタシの子供が通っているインター校は、バンコク中心地にあり、日本人に人気の高いインター校です。

この学校の学費は、年間約40万バーツ以上もしますが、それでも、バンコクで日本人が通うインター校の中では、比較的リーズナブルなインター校だと、日本人の間では評判です。

学費の高いインター校はたくさんあります。中には年間で100万バーツ以上する学校もあります。一方で、年間10万バーツぐらいの学費の安いインター校もあります。どちらの学校も、日本人の子供が通っています。




なぜ高い?インター校の学費


バンコクにあるインター校の学費は、年間10万バーツの学校もあれば、年間100万バーツの学校もあります。

この差って何なんでしょうか?

学費が、高い、安いについて詳しく説明します。





場所


場所がバンコク中心地か、郊外かで学費は異なります。

郊外にある学校は、少し学費が安くなる傾向があります。

しかしその反面、郊外にある学校は、スクールバスでの通学時間は渋滞を考慮すると片道約1時間か、それ以上かかってしまいます。雨季のシーズン、また渋滞のひどい時間帯では片道1時間以上かかってしまうこともあります。


カリキュラム


カリキュラムによって学費は異なります。

幼稚園から高校までの一貫教育校で、名門大学への進学実績が高い学校は、学費が高いです。

またIB教育など、特徴的な教育カリキュラムを売りにしている学校は、さらに学費が高いという印象です。



教師のクオリティー


担任教師が英語ネイティブスピーカーか、それとも、ノンネイティブスピーカーの講師かで、学費は異なるようです。

バンコクのインター校の中には、講師全員がノンネイティブという学校もあります。教師の評判がとても悪いインター校もあります。
(学校選びのときには、気をつけてください。)




学費に含まれていないもの


インター校の学費は高いですが、じつは学費には含まれていない費用もあります。

これらの費用は学費以外の出費となります。インター校選びのときには、こういった費用も事前にしっかりと調べておいてください。

学費に含まれていない費用は、主に6つあります。

  • EAL
  • アフタースクール
  • ランチ代
  • 制服代
  • イベント代
  • スクールバス




EAL


EALとは、English Additional Languageの略です。

英語レベルが高くない生徒のための、英語の特別レッスンとなります。

英語が母国語ではない、または、上手ではない生徒に対して、週に1~2回、通常の授業を行っている間に、その生徒だけEALクラスで英語のレッスンを受けることとなります。

生徒に対して、EALのレッスンが必要かどうかは基本的には学校側が判断します。また入学前テストのときに、学校が生徒の英語力をチェックして、EALレッスンを受けるか、受けないかの判断をします。

学校によっては、EALを授業料に含んでいる学校もありますが、ほとんどのインター校は授業料には含まれていません。このEALの料金は高いです。

ご参考までに、ワタシのこどもが通っているインター校のEALレッスン料金です。

クラスTerm1Term2Term3合計(1年間)
タイバーツ日本円
Regular31,40024,50013,40069,300277,200
Intensive47,30037,00020,200104,500418,000

☆Intensiveクラスは、英語にふれるのが、本当にはじめてという生徒に対して、集中的に英語の学習をするクラスになります。

EALレッスン料はとても高いです。ワタシのこどもも4歳でインター校に入学して、2年間このEALを受けましたが、あまりにもレッスン料金が高いので、「ウチのこどもの英語はもう大丈夫でしょう?!EALはやめさせてください。」と学校に直談判したほどです。(ご参考まで。。。)

英語が堪能に話せない場合は、かならずEALレッスンを受けることになります。





アフタースクール


アフタースクールとは、通常の授業が終わった後に、希望する生徒に追加のクラスがあります。

運動系のクラス、アート・音楽系のクラス、語学学習系のクラス、カルチャー系のクラス、といろいろあります。

学校によっては、運動系のアフタースクールに力を入れている学校もあり、毎週末にサッカートーナメント、バスケットボールトーナメントに、積極的に参加している学校もあります。

アフタースクールは学校によって異なるので、学校選びのときに、ちゃんと調べておいたほうがいいです。このアフタースクールの料金も高いです。





ランチ代


ランチ代を基本の学費に含んでいる学校と、含んでいない学校があります。

ランチ代Term1Term2Term3合計(1年間)
タイバーツ日本円
スナック込み11,4808,9604,90025,340101,360

このランチ代には、午前中10時ごろに提供されるスナックの費用も含まれています。

ワタシのこどもが通っているインター校は、年間の通学日数が183日ですので、1日当たりのランチ代は138バーツ(日本円=552円)になります。



制服代


制服代は、毎日着ていく制服、体育の授業で使う運動着、プールの授業の水着などになります。

各学校で制服代の料金は異なりますが、基本の授業料には含まれていないです。かならずかかる費用ですが、そんなに高くないです。

小学生の制服代タイバーツ日本円
シャツ4001,600
ズボン4001,600
スカート4501,800
カーディガン6002,400
トレーナー8003,200
帽子3501,400
体操服(Tシャツ)4001,600
体操服(短パン)4001,600


中学生の制服タイバーツ日本円
シャツ5502,200
ズボン6502,600
スカート6002,400
カーディガン6002,400
トレーナー8003,200
ネクタイ5002,000
帽子3501,400
体操服(Tシャツ)4001,600
体操服(短パン)4001,600

たいていの学校では校内に売店があり、そこ制服、体操服、水着を売っています。



イベント代


イベント代とは、遠足のような課外授業、年末のクリスマスコンサートなど、各種イベントのときに、徴収される費用です。

インター校は、学費が高いので「イベント代ぐらい学費の中で運営してよー。」と思いますが、基本の学費には含まれていないコストになります。あまり高くありません。



スクールバス


インター校にこどもを通わせるうえで、一番頭を悩ませるのが、スクールバス代です。

はっきり言って高いです。ボッタくりかと思ってしまうほど高いです。

学校ごとにスクールバス代の料金は異なります。また住んでいる場所で、スクールバスの送迎ルートの料金が変わります。

学校選びのときには、スクールバス代は絶対に調べておいてください。家から歩いて通えるとか、コンドミニアムの無料トゥクトゥクで送迎できる、などできれば、このスクールバス代は不要なるので、家計にはかなり助かります。

参考までにワタシのこどもが通っている学校のスクールバス代を紹介します。家から学校までの距離は500メートルぐらいです。それでも、こんなに高額な価格設定になっています。ぼったくりです。

スクールバスTerm1Term2Term3合計(1年間)
タイバーツ日本円
片道24,60019,20010,50054,300217,200
往復36,90028,80015,75081,450325,800


スクールバスは、それぞれの学校が、送迎エリアごとに料金設定をしていますので、学校選びのときに、住んでいるコンドミニアムのエリアの送迎がいくらになるかは、かならず調べておいたほうがいいです。

スクールバス代は本当に高いです。頭を悩ませる出費です。





学費を抑えるためのワザ


インター校の学費は高いです。少しでも学費の出費を抑えるためのワザを3つご紹介します。


スクールバス代を抑える


インター校に通学することでかかる費用のうち、スクールバス代がぼったくりとも思えるほど高いことは説明をしましたが、スクールバス代を抑えるための方法は2つあります。

  • 学校に歩いて通える場所にあるコンドミニアムに住む
  • 住んでいるコンドミニアムのトゥクトゥクで通学する


お子様をインター校に通わせることが決まっているのであれば、その前提で住まいを決めることでスクールバス代を抑えることができます。



入学金プロモーション

どのインター校も、入学を決めた際にRegistration Feeとして入学金を支払う必要があります。

このResistration Feeと書かれている入学金は、学校によって異なりますが、50,000~70,000バーツぐらいです。

ほとんどの学校で、「今月はプロモーションで入学金を半額にします」とか、「本日入学を決めて頂くと入学品を○○%ディスカウントします」のようなプロモーションがあります。




兄弟割引


ほとんどのインター校には、兄弟割引があります。兄弟で入学する場合、入学金の割引があったりします。

学校見学や、入学申込の際に、その学校に兄弟が通っているかの確認があります。

インター校を選ぶときには、兄弟で通える学校を探すのもいいかもしれません。



学費を正しく計算してコスパで比較


インター校の学費は高いです。学費に含まれてるもの・含まれていないものは、これまでにご説明をしましたが、学校選びの時にいくつかのインター校の学費を比較する場合は、次の点をしっかりと確認をしてください。

  • 年間の通学日数
  • 1日の授業数と授業時間
  • 選択授業の内容(とくに語学系のクラス)

これらは、“コスパ”としてしっかりと確認をしてください。学費が高くても、“コスパ”がよければ、実は高くないということになります。



年間通学日数

学校ごとに、年間スケジュールは異なります。

過去に何校かの年間通学日数を調べてみたら、年間の通学日数が多い学校と、少ない学校では1年間で10日ほど通学日数の差がありました。

親としては、高い学費を払っているので、1日でも多く学校に行って、勉強してきてもらいたいと考えます。

1日の授業時間


1日の授業時間も学校ごとに異なります。

意外に早く授業が終わる学校もあれば、毎日しっかりと授業してくれる学校があります。

学費が高くても、毎日の授業時間が長ければ、学費のコスパは良いと言えます。「毎日しっかりと勉強して!」と親としては考えるところです。




選択授業の内容


日本人が多く通うインター校では、週に1~2日の日本語クラスを設けている学校があります。

この日本語クラスの授業内容は、学校によって使用する教材と学習内容が異なります。

日本の公立小学校で使用している教科書にそって授業をしてくれる学校もあれば(教科書は年に2回大使館が配布してくれます)、市販のワークをコピーして使っている学校もあります。

学校選びの時にしっかりと確認をしておいたほうがいです。学校見学のときに、事前にお願いをしておけば、日本語クラス担当の日本人の先生とお話をさせて頂くこともできます。


在バンコク日本大使館の教科書申し込み方法 >>> こちらをクリック



インター校の学費コスパの計算


こちらのブログで、コスパ比較をした記事を書いていますので参考にしてみてください。↓


インター校を選ぶときには、しっかりとコスパの計算をしてみてください。



まとめ

バンコクのインター校の学費をご説明しました。

インター校の学費は高いので、学校選びは本当に頭を悩ませます。

これからバンコクに引っ越してきて、お子様の学校選びをされる方、バンコクに住んでいて、より良いインター校を探されている方のお役に立てる情報を書きました。

わが家ではこどもをインター校に通わせています。

わが子の成長を見ていますと、インター校に通わせて本当に良かったと思えていますので、このブログを参考にして、お子さまに合ったインター校探しをしてみてください。



そのほか、バンコク生活にお役立ちのブログも紹介します。↓




おわり。

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