こんにちは。
3度の飯より釣りが好き。
みなさん、釣りしてますか?ぴーよし(P-Yoshi)です。
このブログでは、最近、人気が高くなっている、マルチルアーロッドのパックロッドを、おすすめする記事を書きます。
長年釣りをしてきて、いろんなタックルを使ってきましたが、とくに持ち運びの便利さから、パックロットは、とてもおすすめできるロッドです。
ワタシ自身、現在の生涯ベストとなる大物は、パックロッドで釣り上げていますし、ロッドの性能も、1ピースロッドや、2ピースロッドと比べても、まったく問題がありません。
それでは、パックロッドのおすすめポイントを、詳しく説明します。
- コンパクトに仕舞えて持ち運びが便利
- 1ピースロッドと比較をしても、ロッド性能の問題はまったくない
ルアーロッドは『1ピースがもっとも性能がいい』は、昔の話。ワタシ自身パックロッドを使用していますが、1ピースロッドとパックロッドの性能はないです。
■ちょっとニッチな釣りネタのブログです。↓
ワタシ自身パックロッドを使用していますが、1ピースロッドとパックロッドの性能はないです。
最近、パックロッドの人気が高くなってきています。
その理由は、仕舞寸法がコンパクトで、持ち運びにとても便利なことです。持ち運びが便利なので、子ども、女性でも気軽に釣りに行くことができます。
パックロッドは、ロッドの継ぎ目が4カ所、5カ所になることで、ブランクスの継ぎ目の部分の強度や、ルアーのキャスティングや、サカナをかけた後のファイトのときのブランクスの曲がり方や、ブランクスのパワーなどの性能に不安を持つアングラーが多くいましたが、最近のパックロッドはそういった性能面のビハインドがなく、1ピースロッドと同じ使用感で釣りをすることができます。
- コンパクトに仕舞えて持ち運びが便利
- 1ピースロッドと比較をしても、ロッド性能の問題はまったくない
仕舞寸法がとてもコンパクトになる
パックロッドは、4~5ピースをつないで1本のロッドとなります。
ロッドをばらしたときの長さ(=仕舞寸法)が短くなるので、持ち運びがとても便利です。
例えば、シマノを代表するマルチルアーロッドのスコーピオンでは、ベイトロッドでもっとも人気のあるロッド長さ6.5フィートの1652Rでは、つなぎ合わせた1本のでは、198cm(=1.98m)のロッド長さとなりますが、パックロッドでは5ピースにばらした状態(=仕舞寸法)では47㎝と、とてもコンパクトに仕舞えることができます。
ちなみに1652Rは2ピース仕様ですが、2ピースにばらした状態(=仕舞寸法)では、130㎝となります。
たとえば、シマノ・スコーピオン2652Rの仕舞寸法↓
- 2652R-2:2ピースモデル 仕舞寸法130㎝
- 2652R-5:5ピースモデル 仕舞寸法47㎝
5ピースだと、とてもコンパクトになります。
パックロッドが、いかにコンパクトに片づけることができるかが、とても良く分かります。
シマノ製品の開発者で、潮来釣具センター店長の村田基さんは、Youtubeなどでも、パクロッドを「出張に行くときにカバンの中に隠して持っていける!」とその便利さを紹介されています。
実はワタシも、出張の際にビジネスバッグの中にパックロッドを入れていき、出張先付近の野池で釣りをしたことがあります。
- パックロッドはコンパクトに仕舞えるので、どこに持っていくにも便利。
- 1ピースロッドを持ち運ぶときのような、ロッドをぶるけるなどのダメージが少ない
性能の良さ
パックロッドは、ブランクスが4~5ピースに分かれていて、それをつなぎ合わせることで1本になることから、1ピースロッドと比べて、継ぎ目部分の強度が落ちるとか、継ぎ目が多い分、ブランクスがきれいに曲がらない(きれいなRにしならない)と言われてしまうことがありますが、最近のパックロッドは、そんな不安をまったく感じません。
1ピースロッドと比較をしても、ルアーをキャスティングした際の飛距離に差はありませんし、大物をかけた時のファイトでも、ブランクスがしっかりと曲がり、サカナとのファイトもまったく問題ありません。
実際に、ワタシの生涯ベストの大物は、パックロッドで釣りあげています。
- 継ぎ目部分の強度や、ロッドのしなりは、1ピースロッドと比較しても遜色なし
- キャスティング飛距離も、1ピースロッドと変わらない
- 大物とのファイトもまったく問題なし
各メーカーが発売
今では、多くのロッドメーカーがパックロッドを販売しています。
パックロッド人気の背景には、近年のフィッシングスタイルの変化があると言われています。
釣りをする年齢層が広がり、子どもたちが自転車に乗って釣りに行ったり、電車・バスに乗って釣りに行く。女性が気軽に釣りをするなど、釣りに“手軽さ”が求められるようになりました。
そのようなアングラーには、2m近い1ピースのルアーロッドを持ち運ぶことは嫌われ、手軽に持ち運べるパックロッドが好まれています。
また、海外に釣りに行くアングラーも多くなり、カバンの中、スーツケースの中にちょっと入れて移動したいという需要もあり、パックロッドの人気が上がっていると言われています。
- フィッシングスタイルの変化で、パックロッドが大人気になっています
- 海外へ釣りに行かれるときには、特にパックロッドが人気です
シマノのパックロッドはオススメ
多くのメーカーがパックロッドを発売していますが、実際にワタシがいくつかのブランドを使ってみて、おすすめできるのはシマノのパックロッドでした。
もともと、マルチルアーロッドとして開発されている、ワールドシャウラ、スコーピオンは、対象魚や、使えるルアーの汎用性も広く、そのうえパックロッドモデルがたくさんラインナップされています。
実際に、パックロッドをメインに使っている感想としては、性能面では、1ピースロッド、2ピースロッドと比較をしても、何の問題もなく、ルアーキャスト、大物とのファイトが楽しめています。
パックロッド選びに悩んでいるアングラーには、シマノのワールドシャウラ、スコーピオンシリーズのパックロッドをおすすめします。
- もともとマルチルアーロッドと開発されているモデルのパックロッド
- 汎用性が広く、いろんな釣りに対応できる
- ラインアップが多く、フィッシングスタイルに合わせたパックロッドを選ぶができる
■シマノ・スコーピオンの紹介ブログです。↓
ワールドシャウラとスコーピオンのラインナップを紹介
ワタシの体験から、パックロッド選びにお悩みの方には、迷わずシマノのワールドシャウラ、スコーピオンシリーズのパックロッドをおすすめします。
どういったモデルが発売されているかを、まとめてみました。
たくさんのラインナップが発売されているので、アングラーのフィッシングスタイルに合ったモデルを選ぶことができますので、参考にしてみてください。
ワールドシャウラ・ベイトロッド
ワールドシャウラ・ベイトロッドのパックロッドのラインナップです。
全部で7モデルあります。
ハードスペックのモデルも充実していますので、海外に大物を釣りに行く際にも、十分に戦力になってくれるロッドです。
品番 | 全長(ft) | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 最適ルアー(g) | ジグウェイト(g) | 最適ナイロンライン(lb) | PEライン | 価格(円) |
1602RS-5 | 6’0″ | 1.83 | 5 | 42.7 | 117 | 7-28 | Max160 | 12-22 | Max2 | 82,500 |
1603RS-5 | 6’0″ | 1.83 | 5 | 42.4 | 117 | 10-40 | Max180 | 14-30 | Max3 | 83,500 |
1604RS-5 | 6’0″ | 1.83 | 5 | 42.2 | 127 | 15-80 | Max240 | 16-40 | Max4 | 84,700 |
1652R-5 | 6’6″ | 1.98 | 5 | 46.2 | 117 | 7-28 | Max160 | 12-22 | Max2 | 83,500 |
1653R-5 | 6’6″ | 1.98 | 5 | 46.2 | 127 | 10-40 | Max180 | 14-30 | Max3 | 84,700 |
1703R-5 | 7’0″ | 2.13 | 5 | 47.1 | 140 | 10-40 | – | 14-30 | Max3 | 85,700 |
1704R-5 | 7’0″ | 2.13 | 5 | 47.1 | 145 | 15-80 | – | 16-40 | Max4 | 86,700 |
ワールドシャウラ・スピニングロッド
ワールドシャウラ・スピニングロッドのパックロッドのラインナップです。
全部で5モデルが発売されています。
ロッド長が比較的長いモデルがラインナップされています。パックロッドとして持ち運ぶには、とてもうれしいスペックが揃えられています。
品番 | 全長(ft) | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 最適ルアー(g) | ジグウェイト(g) | 最適ナイロンライン(lb) | PEライン | 価格(円) |
2651F-5 | 6’6″ | 1.98 | 5 | 46.7 | 112 | 5-15 | Max80 | 5-12 | Max1.2 | 80,300 |
2702R-5 | 7’0″ | 2.13 | 5 | 47.1 | 122 | 7-20 | Max120 | 8-20 | Max1.5 | 85,300 |
2754R-5 | 7’5″ | 2.29 | 5 | 50.3 | 167 | 15-80 | – | 16-40 | Max4 | 91,100 |
2832RS-5 | 8’3″ | 2.51 | 5 | 54.7 | 145 | 7-30 | – | 10-24 | Max2 | 88,900 |
2833RS-5 | 8’3″ | 2.51 | 5 | 54.7 | 175 | 10-50 | – | 12-30 | Max3 | 90,000 |
スコーピオン・ベイトロッド
スコーピオン・ベイトロッドのパックロッドのラインナップです。
全部で5モデルが発売されています。
ワールドシャウラ・ベイトロッドのパックロッドのラインナップと比べると、ライト~ミディアムスペックのモデルが発売されています。
品番 | 全長(ft) | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 最適ルアー(g) | ジグウェイト(g) | 最適ナイロンライン(lb) | 価格(円) |
15101F-5 | 5’10” | 1.78 | 5 | 42.5 | 115 | 5-20 | Max80 | 8-16 | 39,400 |
15103RS-5 | 5’10” | 1.78 | 5 | 42.7 | 130 | 10-40 | Max150 | 14-30 | 40,600 |
1602R-5 | 6’0″ | 1.83 | 5 | 43.8 | 127 | 7-28 | Max130 | 12-22 | 40,600 |
1604R-5 | 6’0″ | 1.83 | 5 | 43.0 | 140 | 15-80 | Max240 | 16-50 | 41,700 |
1652R-5 | 6’6″ | 1.98 | 5 | 47.0 | 130 | 7-28 | Max130 | 12-22 | 41,700 |
スコーピオン・スピニングロッド
スコーピオン・スピニングロッドのパックロッドのラインナップです。
全部で3モデルが発売されています。
特徴としては、2602R-5、2651R-5と、スピンングタックルとして汎用性の広いモデルが発売されていますので、とても選びやすく、使いやすいパックロッドがラインナップされています。
品番 | 全長(ft) | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 最適ルアー(g) | ジグウェイト(g) | 最適ナイロンライン(lb) | 価格(円) |
2600FF-5 | 6’0″ | 1.83 | 5 | 44.6 | 110 | 2-8 | Max40 | 3-8 | 39,400 |
2602R-5 | 6’0″ | 1.83 | 5 | 44.1 | 110 | 7-20 | Max80 | 6-14 | 40,600 |
2651R-5 | 6’6″ | 1.98 | 5 | 47.6 | 117 | 5-15 | – | 5-12 | 40,600 |
パックロッドでの実釣レポート
ワタシ自身のパックロッドでの釣果をご紹介します。
こちらを見て頂ければ、パックロッドの性能に対する不安は完全になくなり、今すぐパックロッドを使いたくなります。
筆者のワタシは現在、海外(タイ王国)に住んでいます。
そのタイの海で、パックロッドを使って釣りあげた生涯ベストとなる大物を紹介します。
■パックロッド:シマノ・スコーピオン 2652R-5で釣りあげた、大型サワラ
タイの首都バンコクの南東にある観光都市のパタヤの沖、約15㎞のポイントでジギングで釣ったサワラです。6kgの大物でした。
<使用タックル>
ロッド:パックロッド/シマノ・スコーピオン1652R-5
リール:シマノ・カルカッタ
ライン:PE2号(リーダーはナイロン40lb)
ルアー:メタルジグ80グラム
ベイトタックルでは、この1652R-5をメインタックルで使用しています。ソルトウォーターでのボートジギングの際には、120グラムぐらいのものまで使いますが、何の問題もなく、ハードなジギングができています。150グラムか、それ以上のメタルジグも使えます。
■パックロッド:シマノ・ワールドシャウラ 1752R-5で釣りあげた、大型サワラ
タイ南部の、世界的に有名なリゾート地のプーケット島のビーチでのライトジグのキャスティングで釣りあげたエイです。10kgオーバーです。
<使用タックル>
ロッド:パックロッド/シマノ・ワールドシャウラ2752R-5
リール:シマノ・ヴァンキッシュC3000
ライン:PE2号(リーダーはナイロン25lb)
ルアー:メタルジグ30グラム
フッキングしたサカナに対してラインがPE2号(リーダー:ナイロン25lb)と、ラインスペックが弱かったため、サカナとは慎重にやり取り。
ランディングするまで30分もかかりましたが、その最中、ロッドのしなりを入念にチェックしました。ロッドの継ぎ目部分もきれいなRで曲がってくれており、10kgを超える大物にもちゃんと耐えてくれるロッドでした。
■釣果がアップするニッチな釣りネタです。↓
まとめ
パックロッドをおすすめする記事を書きました。
パックロッドの購入で悩まれている方はロッド性能(強度)に不安を持たれている方が多いですが、最近のパックロッドはしっかりと設計をされているので、性能面での心配はほとんどありません。
いちばんのメリットとしては、コンパクトに仕舞えることの持ち運びの良さです。
いま、ロッド選びに悩まれているのであれば、是非ともパックロッドを選んでみてください。
ワタシは、長年、『1ピースロッド=性能がいい』、の固定概念を持っていましたが、はじめてパックロッドを使ったときから、この固定概念はなくなりました。
パックロッドに完全にハマってしまったワタシは、今では、新しいロッドが欲しきなった時は、パックロッドであることが条件で、ロッド選びをするようになりました。
ルアーロッドは『1ピースがもっとも性能がいい』は、昔の話。ワタシ自身パックロッドを使用していますが、1ピースロッドとパックロッドの性能はないです。
ワタシ自身パックロッドを使用していますが、1ピースロッドとパックロッドの性能はないです。
- コンパクトに仕舞えて持ち運びが便利
- 1ピースロッドと比較をしても、ロッド性能の問題はまったくない
是非、パックロッドを使ってみてみてください。その使い勝手の良さと、性能にびっくりします。
もう、絶対に手放すことができないタックルになります。
No Fishing !
No Life !
おわり。
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